Chainline


クランクを取り付け、フロントドライブ周りの仮組みが終了したところで
いよいよ、チェーンラインの計測をしてみたいと思います。

まずは、リアから…




特製チェーンライン計測ゲージ(Lアングルに10mmの穴を開けただけ)を基準に
実測で、オフセット込み、62mm

で、次はフロント




こちらは、シートチューブ基準で
実測、66.5mm

その差は、4.5mm
う~ん…微妙なところ…。

スプロケはBBカップぎりぎりの位置にあるので、これ以上詰めようとすると
FDプレートを抜くか、BBをノーマルのユーロにするかしかありません。

しかし、FDプレートを抜けば、ガイドがつかなくなり
ノーマルユーロにするとクリアランスの問題で、これまたガイドがつかない…。
さらに、タイヤとチェーンの干渉のことも考えないといけなくなりそうです。

ただ、シマノの同グレード同士の組み合わせでも
FDのクリアランス確保のためか、フロントが3mmほど外に出ることがあると知り
なら、4.5mmも、なんとかなるのでは?という期待を込めつつ
とりあえず、このまま行ってみる事に。

ちなみに、SURLYの135mm SS Hubの場合、チェーンラインは
オフセット込みで、71mmぐらいになりそうなので
Fixed Hubでも同じぐらいだとすると、換装する場合はFDプレートを抜き
6mmほどスペーサーを入れれば、チェーンラインは完璧にできそうです。


Cranksets & Chain Guide


BBが付いたら、次はクランク周りなわけですが
3ピースクランクの場合、スプロケット式のチェーンリングから取り付けます。




Profile Racing ELITE Race Spline Drive Sprocket 36T

数少ない、9sチェーンが使用できるスプラインドライブのスプロケ。

スプラインドライブとは、チェーンリングをクランクアームに固定する必要がなく
スプロケがクランクスピンドルの溝に嵌め合うようにできている為
チェーンラインがクランクアームの位置に左右されず、BBカップの端からアームまでの間で、自由に位置を設定できるのがメリットなシステムです 。

と、その前に…
大事なパーツの取り付けを忘れてました…。




 E-thirteen XCX E-Type Chain Guide

フロントシングルにつきものの、チェーン落ちを防いでくれるパーツ。
FDのガイドが固定されてる感じの構造で、E-TypeのFDプレートに取り付ける形。

ですが…
用意したXT用のプレートに形が合わず、非常に面倒なことに。





ヤスリで取り付け部分の片方を3ミリほど削ったり
ワッシャーを積み重ねたり、付属品より長いM5のボルトを用意したりとかなり悪戦苦闘。

なにか、根本的に取り付け方を間違えてる気もしてきましたが…




一応カタチになりました。
しかし、チェーンライン関係で、また新たな問題が…。


Profile Outboard Euro BB


スタンダードな、ねじ切りBBシェルのパグスレーに
BMX用の3ピースクランクを使いたい場合、BBの選択肢は3種類。


1. 左右のカップに2つずつ、計4個のベアリングがBBのハンガー内に収まる
    ユーロBBを使用。

2. ホローテックBBのベアリングをBMX用のスパニッシュ規格のベアリングに打ち替え
    通称シマニッシュBBとかスパングリッシュBBと呼ばれているものを自作。

3. 上記、シマニッシュBBのコンセプトを製品化したBBを使用。


今回は 3.を選択


  
Profile Outboard Euro BBです。
 
構造と詳しい取付け方法は、オフィシャルの、この動画 を。
 
これの取付けの最大の難関は、左右のベアリングの間に入れるチューブスペーサー。
左右のカップを取り付けた時に、内側から適度なプリロードがかかる長さで平行に支えてやらないとクランクがスムースに回ってくれません。

チューブスペーサーはBBの種類とハンガー幅ごとに、適切な長さのものがいくつかラインナップされているのですが、ハンガー幅100ミリに対応するものは、ベアリングがハンガー内に収まるノーマルのユーロBB用のみ。

これだとアウトボードはベアリングが外に出ている分、長さが足りなくなります。

チューブスペーサーを自作する場合はBMX用ハンドルバーなどの内径19ミリのパイプをカットし、現物合わせで根気よくヤスリで削って調整していくのですが、完全に平行になるような精度で削れる自信がなかったので…




足りない部分を、全てワッシャースペーサーで埋める荒技敢行。

その、スペーサーの精度の問題も考えたものの
何枚も重ねればお互いの誤差が相殺しあって
最終的にピッタリになるのではないかと。




そんなポジティブバイブレーションを発動したかいあってか
なんとか取り付け完了。

ナイス&スムースな回転です。